自宅のスペース、活用できてる?
家の前や敷地内にある空き駐車場。使われていない時間が多いまま、ただ「空いている場所」として放置していませんか?
最近では、そのスペースを一時利用者に貸し出すことで、収入を得る方法が注目されています。
とくに注目されているのが、「akippa」「特P」「タイムズのB」といったオンライン駐車場シェアサービス。
登録するだけで、空いている時間帯だけ他人に貸し出せる仕組みです。
この記事では、自宅の駐車場を活用して収入を得る方法や、実際にどのくらい稼げるのか調査しました。
駐車場を貸すってどういうこと?
一時貸しサービスの仕組み
「akippa」「特P」「タイムズのB」などのサービスは、駐車場の「一時貸し」を簡単に始められるプラットフォームです。
オーナー(貸す側)は、駐車場の位置・広さ・空いている時間を登録するだけ。
借りたい人はスマホやPCから予約し、指定時間だけ使うという仕組みです。
月極駐車場と違って、「平日昼間だけ」「週末だけ」といった細かい設定ができるのが特徴。
副業としても無理なく始められるのが人気の理由です。
始め方と登録の流れ
- STEP1
- STEP2情報入力
駐車場の所在地やサイズ、写真などを入力します。
- STEP3時間・料金設定
利用可能な時間帯や料金を設定します。
- STEP4掲載開始
審査が通れば、すぐに掲載スタート。
サービスによっては、料金設定のアドバイスをしてくれることもあります。
掲載用の写真は基本的に自分で撮影してアップロードしますが、代理店経由で登録する場合など、撮影をサポートしてもらえるケースもあります。
主な駐車場シェアサービスの比較
各サービスにはそれぞれ特徴があります。
たとえば、「akippa」は利便性とサポート体制に定評があり、「特P」は価格設定の自由度が高く、「タイムズのB」はネームバリューが強みです。
自分の条件に合うものを選ぶのがポイントです。
実際の収入と注意点
気になる収入例
収入は立地や稼働率に大きく左右されるのが実情です。
たとえば、東京都心や大阪市内などの都市部で平日昼間に安定して使われるエリアなら、月に5,000〜20,000円程度の収入が出るケースもあります。
ただし、これはあくまで「よく使われる場所」の一例です。
都道府県や地域によって状況はかなり異なります。
郊外や地方都市では、周囲にコインパーキングが十分にあったり、車の利用が少なかったりと、ニーズが限られる場合もあります。
そうしたエリアでは、1日の利用が数百円台で、月の収入が数千円程度にとどまることもあります。
こうした地域差があるため、始める前にプラットフォームサイトで、自宅周辺の掲載状況や相場を調べてみるのがおすすめです。
自分のエリアがどのくらい需要がありそうか、ある程度つかむことができます。
注意点とトラブル回避のポイント
駐車スペースの条件をチェック
まず確認したいのは、駐車スペースの「安全性」と「使いやすさ」。
これらを明記しておかないと、予約後のトラブルにつながることがあります。
- 道路からスムーズに出入りできるか
- 車止めや障害物はないか
- 軽自動車限定か、普通車もOKか
利用規約や保険の内容も確認を
プラットフォームサイトで利用中に起きた事故やトラブルに備えて、保険制度が用意されている場合もあります。
ただしすべての損害がカバーされるわけではないため、利用規約や補償内容には事前に目を通すことが大切です。
また、集合住宅などで駐車場を貸し出す場合は、管理組合の許可が必要なこともあります。
戸建て住宅と違い、契約上の制限があることもあるので要注意です。
まとめ
空きスペースに価値を持たせる選択肢
家の前にある空き駐車場。何もしていなければ「空間のムダ」ですが、サービスを活用すれば「小さな収入源」に早変わりします。
もちろん、どの場所でも高収入になるわけではありません。
周辺の需要や立地に応じて、収入には大きな差があります。
まずは気軽に、周辺エリアの掲載状況を検索してみるところから始めてみてはいかがでしょうか。
場所と条件がマッチすれば、今まで何も生まなかった空間から、毎月ちょっとした収入が得られるかもしれません。