高額当選したとき、宝くじの税金ってどうなるんでしょうか?全部手元に残したいところですが、やっぱり税金として納めないといけないのでしょうか?
当選金にかかる税金はどれくらい?
宝くじの当選金には、税金はかかりません!
宝くじの当選金は「当せん金付証票法」という法律によって非課税とされています。なので、所得税や住民税もかからないんです。安心して受け取れますね。
また、発売元が全国都道府県と20指定都市(地方自治体)になっているため住民税や所得税の対象にはなりません。
当選金をあげるのには税金がかかる?
高額当選した場合、家族に分けたいと思うかもしれませんよね。その際、贈与税に気をつける必要があります。110万円を超える贈与には税金がかかるんです。例えば、1億円を両親にあげると、約5千万円の贈与税を納める必要が出てきます。
税務署は高額当選者を把握しているので、該当者の資産の動きは常チェックされています。
不自然な資産の動きがある際は調査が入りますので、そこに贈与があれば簡単に判明されます。
共同購入をした場合でも分配時に税金はかかる?
みんなで宝くじを買って当選した場合、代表者が受け取って分けると贈与税がかかる可能性があります。
なので、全員で受け取りに行き、各自「宝くじ当選証明書」を発行してもらうのが安心です。こちらがあれば税務署からの指摘はありません。
海外の宝くじの当選金の場合は?
残念ながら、海外の宝くじに当選した場合は日本で課税されます。海外で購入した宝くじの当選金は「一時所得」として扱われ、特別控除後の金額が課税対象になります。当選金額から50万円の特別控除を差し引き、その後に2で割った金額が課税される金額が課税対象になります。
また、日本とその国との間で租税条約が結ばれていないと、二重課税になることもあります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は宝くじの税金についてお話しました。海外で宝くじを購入する場合は、税金がかかることを忘れずに!