あなたも持っているかも!?価値のあるお金のお宝探し

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お金の知識
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あなたが普段、何気なく使っているお金の中に、もしかするととんでもないお宝が眠っているかも!?
使ってしまう前にこの記事で一緒にチェックして価値のあるお宝探しをしてみよう!

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価値のあるお金とは

一般的にはプレミア硬貨と呼び、なんらかの理由によって額面以上に価値の上がった硬貨のことをいい、別名「レア硬貨」とも呼ばれています。
お金そのものの価値が上がるのには、そのお金が「コレクターが欲しくなる、もしくは歴史的にみて希少価値のあるもの」といった共通点があります。
一般的には次のような特徴があると、お金の価値が上がりやすいと考えられています。

現在発行されているお金ではない

お金はその時代に合わせて、リニューアルされていくうちに発行されなくなることがあります。
例えば、100円紙幣や500円紙幣などがあげられます。
過去には額面1000円のお札に10万円以上の価値がついたこともあります。

記念硬貨(記念コイン)

特定のイベントや人物、周年記念などを祝うために特別に発行される硬貨のことです。通常の流通貨幣とは異なり、記念硬貨は限定的な発行数で、特定のデザインやテーマを持つことが特徴です。
オリンピックなどの大きなイベントや皇室に関わる慶事があると発行される貨幣などがあります。
1番高額になるのは純金製の記念硬貨です。純金製の金貨の場合は金自体の価値が高いため、金の相場によって価値も変わってきます。

日本で1番価値の高い記念金貨は1990年(平成2年)に発行された「天皇陛下ご即位記念金貨」になります。鳳凰が1羽大きくデザインされた金貨は純金で質量が30グラムあり、他の10万円金貨より重くなっています。さらに、発行枚数も少なめだったため希少価値が高くなっています。
2024年現在ですと、3倍もの高値を付ける専門店もあります。

発行枚数の少ないもの

一般的にお金は、その時の流通量や経済状況に合わせて発行枚数が決定されます。
そのため、発行年ごとにレア度が変わります。

エラー紙幣/エラーコイン

一年間で何万枚、何億枚と発行されるお金には、製造途中で「印刷ズレ」「形が揃わない」「穴がずれている」といったいわゆる「エラー(失敗)」が発生することがあります。
ほとんどが検品の段階ではじかれてしまいますが、何らかの事情で偶然世の中に出回ってしまったお金は、とても珍しく額面以上の価値がつきやすくなります。

記番号の珍しいもの

紙幣には「記番号」といわれる通し番号が付いています。
紙幣の左上、額面の下あたりにアルファベットと数字の組み合わせの文字列が印字されています。

価値のある貨幣一覧

価値のある貨幣を探す イメージイラスト

実際にどんな貨幣にどれくらいの価値があるのかを見ていきましょう。
お手元にお金がある方はぜひ一緒に探してみてください!もしかするととんでもないお宝を持っているかもしれません…

1円玉

キャッシュレスの浸透により、1円玉の発行枚数が少なくなっている傾向にあり、流通量が減少し、希少価値が高くなっています。
下記の年数の1円玉は、3,000円(税込)程度の価値が付いています。

年数発行枚数
平成23年456,000枚
平成24年659,000枚
平成25年554,000枚
平成29年477,000枚
平成30年440,000枚

5円玉

1円玉と同様にキャッシュレス化で需要が少なくなっています。発行枚数の減少に伴い、希少価値が高くなりやすくなっており、「穴なし」や「穴のずれ」などのエラーは人気が高く、高価買取されやすいです。
下記の年数の5円玉は、2,000円(税込)程度の価値が付いています。

年数発行枚数
平成22年510,000枚
平成23年456,000枚
平成24年659,000枚
平成25年554,000枚
エラー・デザイン概要
穴ズレ5穴の空いている位置が通常の位置からずれている
(中心以外に穴が空いている)
穴なし4本来穴が空いている位置に穴が空いていない
フデ5書体が楷書体である(筆で書いたような書体)
裏面の「国」が旧字体

10円玉

他の硬貨と比べてエラー硬貨やデザイン硬貨の種類が多い傾向があります。
ものによっては1000倍以上の高価買取に期待できます。

年数発行枚数
昭和32年50,000,000枚
昭和33年25,000,000枚
昭和61年68,960,000枚
エラー・デザイン概要
昭和61年後期デザイン平等院鳳凰堂のデザインが一部異なる
角度ずれ表面と裏面で刻印されたデザインの角度が異なる
昭和40年代まで発行の10円玉に多い
ギザ10硬貨の縁にギザギザが刻まれている
昭和26年~33年までの限られた期間のみ発行

50円玉

人気のある「穴なし」のエラーが発生している場合は、高価買取が期待できます。
発行枚数が少ない場合は高価買取になりやすいです。
下記の年数の50円玉は最大3,000円(税込)程度の価値が付いています。
穴なしの50円玉は、20万円(税込)以上の価値が付くこともあります。

年数発行枚数
昭昭和62年775,000枚
平成22年510,000枚
平成23年456,000枚
平成24年659,000枚
平成25年554,000枚
平成31年1,118,000枚
エラー・デザイン概要
穴ずれ穴の空いている位置が通常の位置からずれている
(中心以外に穴が空いている)
穴なし本来穴が空いている位置に穴が空いていない

100円玉

幅広い種類の記念硬貨が発行されており、ものによっては高価買取が期待できます。
しかし、他の貨幣と比べ発行枚数と流通量が多く、希少性の面での価格は低くなる傾向があります。
昭和39年は「東京オリンピック記念100円銀貨」という記念硬貨であり、原材料に銀が含まれていることからプレミアが付いているため数千円程度の価値がついています。
平成13年、14年の100円玉は発行枚数が少なかったため、700円(税込)程度の価値が付いています。

年数発行枚数
昭和39年10,000枚
平成13年8,024,000枚
平成14年10,667,000枚
エラー・デザイン概要
2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会記念100円クラッド貨幣平成30年に東京オリンピックを記念して発行された硬貨
オリンピックはフェンシング、パラリンピックはボッチャのデザインが刻まれている
新幹線鉄道開業50周年記念100円クラッド貨幣平成27~28年に新幹線開業50周年を記念して発行された硬貨
東海道新幹線や山陽新幹線など、デザインの異なる複数の硬貨が存在している
日本万国博覧会記念100円白銅貨幣昭和45年に日本万博を記念して発行された硬貨
表面に富士山、裏面に地球がデザインされている

500円玉

プレミアが付く発行年は限られていて、500円玉の記念硬貨にはあまりプレミアはついていません。
プレミアが付く硬貨は発行年やエラーが理由である場合が多いです。
昭和62年の500円玉は、2,000円(税込)程度の価値が付いています。

年数発行枚数
昭和62年2,775,000枚
昭和64年16,042,000枚
エラー・デザイン概要
ギザ無し縁に本来あるべきギザギザがない
元々ギザギザがないものもあるため、すべてがエラーコインではない
両面桐紋エラー表面と裏面のどちらにも桐紋が刻まれている
発行年号が不明
年号銘無し平成〇〇年のような年号が刻まれていない
本来年号が刻印される部分は平たいままの状態

紙幣

希少価値がつきやすいのは発行年代が古い時代の紙幣や印刷ミスの紙幣や紙幣番号が特徴的なものなどがあります。
下記にプレミア紙幣の特徴と内容をまとめました。

エラー・デザイン概要
印刷エラー紙幣への印刷がずれているもの
印刷が裏写りしているもの
裁断ミス本来とは異なる位置で裁断されているもの
裁断ミスで四隅のいずれかに切れ端が付いているもの(福耳紙幣)
特徴的な紙幣番号・アルファベット紙幣番号の数字部分がゾロ目であるもの
紙幣番号の数字部分がキリの良い数字であるもの
紙幣番号の最初と最後のアルファベットがAであるもの
紙幣番号の最初がZZ、最後がZであるもの

まとめ

いかがでしたでしょうか?
もし興味があれば、財布の中にプレミア硬貨や紙幣があるかを調べてみてください。
お釣りをもらった際や貯金箱の中を探してみれば、あなたのすぐそばにプレミア硬貨があるかもしれません。

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