RMTとは何か?事件と今後

RMTとは何か?事件と今後 イメージイラスト コラム
コラム
この記事は約4分で読めます。
記事内に広告が含まれています。
神掛杉守
神掛杉守

こんにちは、限界ゲーマーの神掛 杉守です。
昔、MMORPGで「1日中釣りをして大金稼ぎ」に夢中になって、気づいたら朝になってたことがあるよ。
ゲームの中だと延々と作業してても全然苦にならないのが不思議。
今回は「RMTとは何か?事件と今後」の話をしていこうと思う。

Sponsored Links
Sponsored Links

RMTって何?

RMT、正式には「Real Money Trading」。
その名の通り、ゲーム内の通貨やアイテムをリアルマネーで売り買いすること。

たとえばレア装備を手に入れるのに100時間くらいかかるゲームでも、数万円払えば一瞬でゲットできる。
便利だけど、それが問題のもとになることも多い。

2000年代の「ラグナロクオンライン」や「リネージュ」では、ヤフオクや専用サイトでゲーム内通貨が普通に売買されていた。
1M(100万)ゼニーが数千円で取引されることもあって、「ゲームが副業になるんじゃ?」なんて言われてたほど。

時間かけずにお金をかける…。
ゲーマーにとって悪魔の果実だな。

RMTの問題点

買う人と売る人が納得してるなら一見よさそうだけど、実際はいろんなトラブルを生んでいる。

まずゲームバランスが崩れる。
努力して手に入れたアイテムが「お金で解決できる」となったら、やり込んだプレイヤーは白ける。
さらに、不正ツールで通貨を大量生産して現金化する業者も登場した。

運営からすれば完全に規約違反。
アカウント停止やBANのリスクがあって、長年育てたキャラを一瞬で失う人もいたんだ。

レア装備を持たせて育てたキャラがBANとか泣ける…。
ショックで引退した人もいたから注意しよう。

実際にあったRMT事件

2006年、「メイプルストーリー」で他人のIDを使って課金アイテムを不正に入手し、オークションで販売していたグループが逮捕された。
詐欺罪と不正アクセス禁止法違反で起訴されて、有罪判決も出てる。
ゲーム内アイテムに“財産的価値”があるって認められたのも話題になったね。

「ラグナロクオンライン」でも、RMTが盛んだった時期があって、ネットオークションで通貨やアイテムが普通に売られてた。
2006年には、運営元のガンホー社員がゲームマスター権限を悪用して、ゲーム内通貨「ゼニー」を不正に複製。
そのゼニーをRMT業者に売却して、約1,400万円以上の利益を得ていたとして逮捕された事件もある。
内部の人間が関わってたってことで、かなり衝撃的だったよね。

海外だと中国の「ゴールドファーム」が有名。
社員を雇って1日中ゲームプレイさせ、稼いだ通貨を欧米プレイヤーに売る。
ピーク時には月数百万ドル規模の市場になってたとか。

ゲームで稼ぐって夢の話に聞こえるけど…実際はグレーゾーンなんだよな。
妙な動きしているbotなんていうのも使って、荒稼ぎしているキャラもみかけたもんだ。

RMTの金額事情

RMTは大した額じゃなさそうに思えるけど、実際は現金が普通に動いてる。

2005年頃の「ファイナルファンタジーXI」では、1億ギルが10万円前後の高値で取引されていたという噂が広まるほど、大きな金額が動いていたんだ。

「World of Warcraft」では、当時のレートで1,000ゴールドが約10ドル(約1,000円)で取引されていたらしい。
1日で数千ゴールド稼げば、現実のバイト並みに稼げる計算になる。

俺も昔、アイテムをお金に換算して妄想してたな。
でも売る勇気はなかった…BANされたら立ち直れないし。

RMTの現状と今後

今はどの大手タイトルでもRMT禁止、監視も厳しいので難しくなっているのが現状。
不正取引は即アカウント停止など厳しい措置が待っている。
RMTに頼るより公式課金やガチャ使った方が安全で確実。

最近はNFTやブロックチェーンゲームが注目されている。
運営が公式に「現金交換OK」と認める場合もある。
ただ、これらは投機的な側面が強く、法整備も追いついていないのが現状だ。
しかし、従来のRMTが『運営に禁止されている危険な取引』だったのに対し、ブロックチェーンゲームは『運営が公認した公式な取引』として成り立っている。
この違いこそが、ゲーム内経済の未来を大きく変えるかもしれない。

最近のMMOだと公式で便利なアイテムも購入できるし、レベル上げも苦ではなくなってきたな。
髪型や衣装も定期的に売ってくれるし、公式にお金落とすのが一番かも。

まとめ

RMTはゲーム内資産を現実に持ち出す魅力的な響きがあるけど、裏には規約違反や犯罪リスクがある。
数十万〜数百万規模のお金が動いた事件もあって、社会問題にもなった。

NFTなど公式取引が増えるかもしれないけど、ゲーマーとして大事なのはやっぱり「正しく楽しむこと」。
RMTに手を出してしまうと、せっかく築いたゲームの思い出が、アカウントの永久停止という形で一瞬で消え去るリスクがある。
さらに、RMT業者は不正ツールを使い、ゲーム環境を荒らす原因にもなっている。
自分や仲間が安心して遊ぶためにも、RMTには手を出さないのが一番だ。

レア装備は苦労したからこそ、手に入れた時の嬉しさは何物にも代えがたい。
例え手に入らなくても、仲間と笑いながら遊んだ時間はプライスレス。
みんなもゲームを楽しんでいこう!

神掛杉守

限界ゲーマーの神掛杉守です
ゲームをプレイしつつ、お金に関してのトレンドを発信します

\マネCafeをフォロー/
Sponsored Links
\この記事で学びがあれば、シェアしてみませんか?/
\マネCafeをフォロー/
タイトルとURLをコピーしました