定期預金でお金は増える?

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「貯金するなら定期預金がいいって聞くけど、ほんとにお金って増えるの?」
そんな疑問、持ったことありませんか?

定期預金は「元本が減らないから安心」ってよく言われますが、実際どれくらい増えるのか、ちょっと分かりにくいですよね。
この記事では、定期預金のしくみや金利の話、他の運用方法と比べてどうなのかまでを、わかりやすくお届けします。

「難しい話は苦手だけど、お金のことはちゃんと考えたい」——そんな方こそ、読んでみてください。

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定期預金ってどんなもの?

定期預金は、あらかじめ「○か月間預けます」と期間を決めてお金を預ける方法です。
途中で引き出すとペナルティがあることもあるので、「すぐには使わないお金」を入れておくのがポイント。

普通預金と違って、ちょっとだけ金利が高いのが特徴。
でも、最近はその“ちょっと”が本当にちょっと過ぎて、驚くほどの差はありません。

とはいえ、「元本保証」であることは大きな安心材料。
リスクをとらずに確実に増やしたい、そんなときにはぴったりです。

どこに預けるかで差が出る?

定期預金の金利は銀行によって大きく変わります。
たとえば…

  • メガバンク: 年0.002%くらい
  • ネット銀行: 年0.2%前後のことも

ネット銀行は「口座をネットで作れる」だけでなく、「高めの金利がつくキャンペーン」もよくやっています。

とはいえ、100万円を年0.2%で預けても、利息は年間で2,000円(税引き後だと約1,600円)。
メガバンクに預けた場合は16円くらい。
うーん…確かに元本は減らないけど、“増える”実感はちょっと薄めですね。

インフレとの関係も知っておこう

最近は、物の値段が上がってる実感、ありますよね。
スーパーでの買い物も、いつのまにか出費が増えてる…なんてことも。
これは「インフレ(物価上昇)」という状態で、実は預金の価値が目に見えないところで減っているとも言えるんです。

たとえば、物価が年間3%上がったとすると、年0.2%しか利息がつかない定期預金では、実質的にお金の価値が目減りしているということになります。

定期預金のメリット・デメリット

「安心」を優先するならアリだけど、「お金をしっかり育てたい」と思っているなら、ちょっと物足りないかもしれません。
ここでは、定期預金のいいところと気になる点を、もう少しだけくわしく見てみましょう。

メリット

  • 預けておくだけで、確実に少しずつ増える
    リスクを取らずに増やしたいときにはぴったり。
  • 元本保証で安心感がある
    大きくは増えなくても、「減らない」というのは心強いです。
  • 銀行という身近な場所で完結できる
    特別な知識がなくてもスタートできるのは定期預金ならでは。

デメリット

  • 金利がかなり低いので、実感としてはあまり増えない
    「貯める」目的ならいいけれど、「育てる」には向いていないかも。
  • インフレに弱い
    物価が上がっても利息はほぼ変わらないので、実質的にお金の価値が減ることも。
  • 途中で解約すると利息が減ることも
    急にお金が必要になると、定期預金だと少し使いにくい場面もあります。

他の運用方法とどう違う?

よく聞くのが投資信託や株式投資
これらは値動きがあるぶんリスクもあるけど、その分、リターン(増え幅)も期待できます。

たとえば、投資信託は商品にもよりますが、年3〜5%くらいの利回りが目安。
株式投資ならもっと高い可能性もありますが、もちろん元本割れのリスクもあります。

いきなり全額を投資に回すのは不安でも、まずは定期預金でお金を置いておきながら、少しずつ勉強して他の選択肢に広げていくのもアリですね。

じゃあ、どうやって使えばいい?

定期預金の使い方、ポイントは「使う予定のないお金を預ける」ということ。
生活費や急な出費に使う分は普通預金に残しておいて、それ以外を定期にまわす。
そんな風に使い分けると、いざという時に困らず、かつ少しずつ増やせます。

あと、ネット銀行の定期預金は金利が高めなので、「キャンペーン情報をチェックしておく」のもおすすめ。
同じ預けるなら、少しでも条件がいいほうがうれしいですよね。

まとめ

定期預金は“入り口”として考えると◎

定期預金は、「増えるかどうか」と言われると正直そこまで増えません。
でも、「リスクを取らずにお金を管理したい」ときには、とても心強い選択肢です。

いきなり投資に踏み出すのは不安…そんなときは、まず定期預金から始めて、少しずつ「お金をどう増やすか」の感覚をつかんでいくのがちょうどいいかもしれません。

「守りながら、少しずつ前へ」——定期預金はそんな運用の第一歩として、ちょうどいい場所です。

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