「クレジットカードを作りたいのに審査に通らない…」「信用スコアって聞いたことあるけど、よく分からない」そんなモヤモヤ、ありませんか?
最近は日本でも「信用スコア」が少しずつ注目され始めています。
これ、実はクレジットカードの審査にもけっこう関係してるんです。
今回は、信用スコアの基本から、クレジットカードの審査との関係、スコアを上げる方法まで、わかりやすく解説します。
信用スコアってどんなもの?
ざっくり言うと、「この人、お金ちゃんと返してくれるか?」っていう信頼度を数字で表したものです。
クレジットカードやローン、スマホの分割払いの使い方などを元に、信用情報機関がスコアをつけています。
日本では主に「CIC」という機関がこのスコアを扱っていて、点数はだいたい200~800くらい。
点数が高い人は「この人なら安心」と判断され、ローンもカードも通りやすくなります。
ちなみにアメックス公式でも信用スコアについて説明されています。
クレカの審査とスコアの関係
クレジットカードを申し込むと、カード会社はあなたの信用情報をチェックします。
そこでスコアが使われることもあるんですね。
高スコアなら「ちゃんと返してくれそう」と判断されて通りやすく、逆にスコアが低いと「ちょっとリスクあるかも」となって、審査が厳しくなります。
審査に落ちる理由って?
「信用スコアが全て」ってわけじゃないけど、審査で見られるポイントはいくつかあります。
支払いの遅れがある
過去に携帯代やクレジットカードの支払いをうっかり忘れたことがあると、スコアが下がり審査にマイナス評価がつくことも。
クレジットヒストリーがまったくない
意外かもしれませんが、「何も使ったことがない」人も審査に通りにくいことがあります。
実績がゼロだと判断材料がないので、様子見されちゃう感じです。
短期間に申し込みすぎ
短期間に何件もカードを申し込むと「お金に困っているのでは?」と見られてしまうことも。
申し込み履歴もスコアに影響するため、連続申し込みは控えめに。
信用スコアが影響するシーン
信用スコアが関係するのは、クレジットカードやローンだけじゃないんです。
実は、こんな場面でもチェックされることがあります。
意外と身近なところで信用スコアは使われているんですね。
だからこそ、「自分には関係ない」と思っている人ほど、知らないうちに信用スコアを下げているかもしれません。
信用スコアのウソ?ホント?
信用スコアについて、よくある誤解をあげてみました。
- Q年収が高いほど信用スコアも高くなる?
- A
年収とスコアは直接的には関係ありません。
スコアは「ちゃんと支払いをしているか」「安定して使っているか」といった“信用”の履歴が重視されます。
- Qリボ払いやキャッシングをたくさん使うとスコアが上がる?
- A
使いすぎると「返済の負担が大きいのでは?」と見なされて、逆にスコアが下がることがあります。
計画的に使うことが大事ですよ。
- Qクレカを解約するとスコアが下がる?
- A
解約そのものは問題なし。
ただし、長年使っていたカードを急に解約すると、クレジットヒストリーが減少して、一時的に影響が出ることも。
使い続けることに意味がある場合もあるので、注意が必要。
信用スコアを上げるには?
じゃあどうすればスコアが良くなるのでしょうか?
スコアを上げるために特別なことをする必要はありません。
日々の支払いをきちんと管理することが大切です。
とにかく支払いを遅れない
カードもローンも、携帯の分割払いも、とにかく「期日までにきっちり払う」が一番大事です。
クレジットカードは少しずつ使ってみる
毎月ちょっとずつ使って、ちゃんと払う。
それだけでも「信用ある人」として記録が残ります。
借りすぎない
限度額ギリギリまで使っていると、「返済大丈夫?」と警戒されます。
使うのは全体の3〜4割くらいに抑えるのが◎
無駄な申し込みをしない
半年以内に何件も申し込んでると、スコアに響きます。
「本当に必要なときだけ」にしておきましょう。
信用スコアは、短期間でグッと上げるのは難しいけど、コツコツ積み重ねればちゃんと伸びていきます。
たとえるなら、貯金とか筋トレに近いかもしれません。
地味だけど続ければ確実に変わります。
まとめ
信用スコアって、知らないうちは気にならないけど、知ってみると「もっと早く意識しておけばよかった」って思う存在です。
大事なのは、きちんと払う、使いすぎない、信用をコツコツ積み重ねること。
難しいことはなくても、続けることでしっかり未来につながりますよ。