金融リテラシーが学べるゲーム

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コラム
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神掛杉守
神掛杉守

こんにちは、限界ゲーマーの神掛 杉守です。
「ゲームで学ぶなんて本当にできるの?」と思ったそこのあなた。
僕も最初はそう思っていました。でも、試してみると意外に奥が深い。
学生時代、徹夜でモノポリーをやりながら友達とお金の話で盛り上がったのを今でも覚えています。
今回は、そんな「金融リテラシーが学べるゲーム」のお話をしていこうと思います。

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金融リテラシーって何?

突然だけど、「金融リテラシー」という言葉、知っていますか?これ、簡単に言うと「お金を上手に扱う力」です。
「お金を上手に扱う力」と言うと少し抽象的に感じるかもしれませんが、例えば毎月の収入から家賃や食費をどうやりくりするか、将来のためにどれくらい貯金をしておくか、そういった判断も含まれます。
さらに、投資を始める際に「このリスクを取るべきか」を考える力も重要です。

2019年のOECD国際成人能力調査によると、日本の金融リテラシーは調査対象国の中でも中位レベルに留まっており、特に若年層での理解が不足しているとされています。
だからこそ、ゲームを使った学びは手軽で楽しい入り口になり得るんです。

ゲームで学ぶってどういうこと?

「いやいや、ゲームって遊ぶものじゃん?」とツッコミが入りそうですね。僕も昔、友人に「お前、ゲームばっかりで勉強してないだろ」って言われたことがあります。
けど、ゲームって実は勉強になることも多いんです。

ゲームにはルールやシミュレーションがあり、それが現実世界の仕組みをわかりやすく体験させてくれるんです。
特に金融系のゲームでは、資産運用やリスク管理の感覚を、リアルなお金を使わずに学べるのがメリットです。

おすすめゲームで楽しく学ぼう

不動産取引で資産運用「Monopoly」

「Monopoly」は、資産運用の基礎を遊びながら学べる名作です。プレイヤーは不動産を買ったり、家賃を徴収したりして、最終的に資産を増やしていきます。
お金の使い方やリスクの取り方を考えるいい練習になります。「次はどこに投資する?」って考えながら遊ぶと、自然と経済の仕組みがわかってきます。
スタンダードなボードゲームはもちろん、近年ではアプリやテレビゲームもあるので一人でも楽しめます。

株式取引の基本を学べる「株トレ」

「株トレ」株式取引の基本を学べるボードゲームです。プレイヤーは投資家となり、仮想の株式市場で株を売買し、資産を増やすことを目指します。
資産形成に対する関心は高まっているなかで、注目されている株取引を体験できるゲームです。
対象年齢は10歳からなので難しく考えず、遊びながら株の投資を学べます。

株取引をデモ体験「株たす」

「投資を始めたいけど難しそう」「やってみたけど上手くいかない」そんな方にはリアルな株価データを使った本格的なデモトレードが体験できるアプリゲームがおすすめ。
株価データは東証からリアルタイムで取得するので、本物のデータを使用したチャートで、限りなく本番に近い投資体験が出来ます。人気のIPO投資もできるので興味がある方は試してみるとよいでしょう。

イラストでまとめた解説もあり、直感的でわかりやすい操作で取引シミュレーションができるので、初心者でも安心して操作することができます。
近年増加しているSNSを通じた投資詐欺の手口を疑似体験なんてこともできます。

投資をリアルに学べる「キャッシュフロー」

もっと本格的に学びたいなら、「キャッシュフロー」がおすすめです。これはボードゲームで、株式投資や不動産運用をリアルに体験できます。
製作者のロバート・キヨサキは、投資家であり、ビジネスマンであり、ベストセラー作家です。

長年かけて彼に教えたお金に関する戦略と同じものを教えてくれるゲームを制作したのが「キャッシュフロー」です。
本気で学びたい人向けなので初心者には少し難しいかもしれません。
英語版ではありますが、オンライン対戦ゲームの「Cashflow Classic」もあります。

リアルで楽しみながら学べるボードゲームはワイワイできて楽しいですよね。
簡単なものから本格的な投資ゲームは僕も興味があります。
理解したらリアルでも投資してお金を稼いだら、オリジナルゲームへの道に繋がるかも!

ゲームをもっと活用するコツ

こうしたゲームを楽しむだけでなく、学びを深めるためにはちょっとした工夫が必要です。
学びを最大限に引き出すコツもあります。

  1. ゲームのルールをじっくり読む
    ルールを理解することで、より深い学びが得られます。
  2. 現実との違いを考える
    「ゲーム内のこの行動、現実ではどうなる?」と想像してみると、理解が進みます。
  3. みんなでプレイする
    家族や友達と一緒にやったり、オンラインで対戦などを行うと違う視点が得られます。

リアルとゲームは違うって分かってはいるよ?
でも大金持ちになるともしかしてリアルでもいけるかもってさ…。

金融教育とゲームの未来

最近では、学校教育や企業研修でもゲームが活用されるようになってきました。
例えば、シミュレーション型の経済ゲームが授業で取り入れられたり、eラーニングの一環として活用されることも増えています。
アメリカの学校では、既に「スタートアップ・ゲーム」や「バジェット・チャレンジ」といった教育ゲームが授業に導入されています。日本でも、こうしたゲームをカリキュラムに取り入れる動きが期待されています。
テクノロジーが進化していく中で、こうしたゲームがさらに進化していくのは間違いないでしょう。

  • スタートアップ・ゲーム
    学生が起業家となり、ビジネスプランを作成し、投資家との交渉や市場競争を体験するゲームです。創造性や問題解決能力、コミュニケーション能力を鍛えるのに役立ちます。
  • バジェット・チャレンジ
    家計管理や資金計画の立て方を学ぶゲームです。ローンの返済や貯蓄の重要性、支出管理など、財務リテラシーを実践的に身につけることを目的としています。

まとめ

今回紹介したように、ゲームは遊びながら金融リテラシーを高めることができるツールです。
お金の知識は生活に欠かせないものですが、楽しみながら学ぶことで、より実践的に身につけられます。

さっきオンラインの投資シミュレーションゲームでプレイしてみたら、思いっきり損失を出してしまいました…。
現実じゃなくてよかった~と思う反面、投資に向いてないのかと落ち込んじゃいました。
ゲームで学びながら、失敗を糧にする!もっと勉強するぞ~。

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